サラリーマンのリカレント教育

著者撮影 福岡タワーと日暮

サラリーマンの学び直しについて

私は外資系サラリーマンとして勤めておりましたが、何度も企業合併、買収、転職、リストラ等多くの波を乗り越えてきました。

常に環境が変化していく状況にありました。今もそうです。

在籍企業毎にのみ通用するスキルがあり、転職すると、そのスキルの無価値さを感じる事になります。

たしかに、在籍している以上は所属企業に恩恵をもたらすスキルを身につける事は大切さです。本当にそれだけでいいの?環境変化したら無価値になるかも知れないのに?

そんな中、何か不変的な新たなスキル向上を求めて大学院にチャレンジしました。

そのきっかけは当時の上司です。

既にその上司は大学院で学びながら部下の指導をされていました。

何かわからないですが、働きながら勉強ふるという憧れのようなものもあったかもしれません。

働きながら勉強するなんて最初は全く想像できませんでした。

いつも激務だったから。

サラリーマンは毎日大変です。

営業マンなので、その日一日の行動予定作成や、訪問準備、得意先からの課題解決、説明会や講演会などの報告業務などなど。

完璧にこなそうと思っても、限りなく仕事はあり続けます(笑)。

日々、業務に追われた生活をしていると、新たに勉強の時間を作るなど至難の業ではないでしょうか?

その中でもコツコツと英会話にいそしんだり、資格取得の専門学校に通う人もいます。

私は法学部出身で経済や経営の事が全く分からなかったので経営系の大学院を目指すことにしました。

目指すことにしたのはいいものの、大学院に入学するにはどうすればいいのか調べることからスタートしました。

著者撮影 博多港

 大学院の選択

大学生時代、バイトと旅行に明け暮れ不真面目だった私です(笑)

社会人になって学ぶ事の大切さに気がつきました。

遅いか早いかはその人自身の成長次第だと私は思います。

成長はひとそれぞれですし。

たかだか18年くらいの時間でその後の人生判断されたくない‼️って思います。

大学と大学院の違う所は、自分の興味や学びたい研究をしている先生がいるかどうかや、事前に受け入れてくれる教授を探さないといけないことにあります。

単に偏差値で大学院を選ぶ事はできません。

偏差値の高い大学であっても自分の目指す道を指導してもらえる教授がいるかどうかはまた別の話。

大学院の事前調査がとても大切なんですよねー。

大学院に行く準備

大学院を受けるための申請書類を準備するにあたり、大学の卒業証明書と成績証明書が必要になりました。

約10年ぶりに折角の機会と思い母校訪問。

大学にて卒業証明書、成績証明書の交付手続き実施。

たまたま、来年度より母校に経営系の大学院が設立される事を知る。

まあ、これまた折角の機会と入学パンフレットだけ持って帰ろうとすると、

これまた偶然にも設立大学院の責任者(研究科長)が対応下さり、お話をお伺いすることに。

希望理由や研究目的などお話していると、「それなら丁度いい。あなたにぴったりの教授紹介しますから、今からついて来なさい」と言われ、言われるがまま、その教授との顔合わせ(笑)

なんという偶然というか、出会いというか(笑)

まさか、その時はそれから10年以上共に研究生活をご一緒させて頂くとは思いもよらず(笑)

運命的な出会いでした。

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