社会人から文系大学院を目指している人に学部生と大学院生の違いをご紹介させて頂きたいと思います。
私は文系の学部から就職して10年目くらいから文系の大学院へ進みました。
学部生の時はアルバイトや、海外バックパッカーしたり、勉強に力を入れるタイプではありませんでした。笑笑
どたらかと言えば勉強よりも遊び重視タイプ。笑笑
そんな平凡なサラリーマンが大学院に行って感じた事を紹介させて頂きます。
学部生と大学院生の違い
- 勉強に対するモチベーション違い
- 1教授に対する学生の数の違い
- 大学構内の居場所が確保されている
- 社会人から来られた異業種の方々との交流がある
勉強に対するモチベーションの違い
やはり、学部生との違いは勉強に対するモチベーションの違いがあると思います。
授業や講義で居眠りする人なんか殆どおりません。
たしかに、仕事終わりで駆けつけてウトウトしてしまう人も居ましたけれど。笑笑
兎に角、みんな熱心に勉強しておりました。
消極的な人はおられませんでした。
また、少人数で講義が行われるので、積極的に授業に参加する雰囲気でした。
教授に対する学生の数の違い
学生の頃は一つの講義に100人を超える学生がいたりしました。後ろの方になると雑談していたり、何か別の事をしている学生もおりました。
ところが、大学院では1人の教授の講義に対して、大学院院生が1人から多くても20人くらいと、とても少人数で行われています。
さらに博士後期課程だと、マンツーマンの講義がほとんとになります。
同じ教授でも、100人に講義するのと、たった1人に講義するのでは価値が全く違うような気がします。
そういう意味では、学部生より大学院生の方がコストパフォーマンスが高いと言えるのではないでしょうか。
大学構内の居場所が確保されている
学部生の時は、授業と授業の間に過ごす場所が限られており、居場所に困ったものです。
ところが、大学院生になると共同の研究室が与えられて、参考文献や書籍、パソコンなどを置いておける机などが個人に与えられていました。
さらに、博士後期課程になると2人部屋として個室が与えられました。
最終的には1人部屋として個人の部屋になりました。
博士課程在籍が長いと、文献やら本等が増えてしまい、最終的に退出する時は大変でした。笑笑
自宅にも本やら文献やら学会誌やらで一部屋潰しています。
これら、部屋を圧迫する文献やら本やらは博士号目指す人にはしょうがない面があると思います。
電子論文も多くありますけど、プリントアウトもしたいというワガママなんです。笑笑
社会人から来られた異業種の方々との交流がある
学部の時と違って、入学者の経歴は様々です。
授業にでていても、ケーススタディーをしても、実際にその企業に勤めておられる方や、業界関係者の方がおられたりして議論が白熱します。
しかしながら、実務の世界の事ばかり発言すると、学問の世界から遠ざかってしまい興ざめすると言うこともあります。
バックボーンの違う方々と学ぶ事はとても刺激的で楽しい時間でした。
大学院を目指す方の少しでも参考になれば嬉しいです。
本日もご購読ありがとうございました。